イラスト:食中毒に注意しましょう

身の回りに潜む「食中毒」に注意しましょう

 食中毒は、私たちの生活の身近なところで発生しています。危険性と対策を知って、家庭での食中毒を未然に防ぎましょう。

お問い合わせ 保健所生活衛生課 電話:428-1154

有毒植物による食中毒

 毎年、有毒植物を山菜と間違えて食べてしまう食中毒が発生しています。

食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない!食べない!売らない!人にあげない!

  イヌサフラン スイセンおよび
スノーフレーク
トリカブト バイケイソウ
有毒植物 写真:イヌサフラン 写真:スイセンおよびスノーフレーク 写真:トリカブト 写真:バイケイソウ
間違えやすい
食用植物
【葉】
  • ギョウジャニンニク、ギボウシ
【球根】
  • ジャガイモ、タマネギなど
  • ニラなど

※スイセンは、ノビルやタマネギにも間違えやすい。

  • ニリンソウ、モミジガサなど
  • オオバギボウシ(ウルイ)、ギョウジャニンニクなど
中毒症状 嘔吐おうと、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難を起こす。重症の場合は死亡することもある。 食後30分以内で、吐き気、嘔吐、頭痛などを起こす。スイセンでは、悪心おしん、下痢、流涎りゅうぜん、発汗、昏睡こんすい、低体温などもある。
食後10~20分以内で、口唇、舌、手足のしびれ、嘔吐、腹痛、下痢、不整脈、血圧低下、けいれん、呼吸不全に至って、死亡することもある。 嘔吐、下痢、手足のしびれ、目まいなどの症状が現れ、死亡することもある。

出典:「おじいちゃん、おばあちゃん、食べないで!それ、有毒植物ですよ!!」リーフレット(厚生労働省)

画像:注意

「食中毒かな?」と思ったら、速やかに医療機関で受診しましょう。

テークアウトなどによる食中毒

 新型コロナウイルス感染症対策としての「新しい生活様式」の普及に伴い、テークアウトやデリバリーを活用する機会が増えています。気温と湿度が高いこの時期は、食中毒の原因となる細菌の増殖が活発になるため、注意が必要です。

食中毒予防の3原則

細菌を「つけない・増やさない・やっつける」

イラスト:テークアウト

テークアウトなどを利用するときのポイント

  • 購入後は長時間持ち歩かない。
  • 持ち帰ったらすぐに食べる。
  • 再加熱は中心までしっかり加熱。
  • 食べる前にはしっかり手洗い。