昨年7月に、市民の方を対象に、本市の施策への満足度や市政への要望などを調査したものです。
無作為に抽出した18歳以上の市民の皆さん5,000人のうち、2,016人(40.3%)の方から回答をいただきました。
※ここに記載している数値は全て小数第2位を四捨五入して算出しているため、合計が100%にならない場合があります。
※「前回調査」とは、平成30年度に実施した富山市民意識調査の結果を示します。
「まあ住み良い」という回答が57.9%と最も高く、「住み良い」の32.6%と合わせると90.5%となり、前回調査の86.7%から3.8ポイント増えています。
「ずっと住み続けたい」という回答が44.2%と最も高く、「できるなら住み続けたい」の39.9%と合わせると、84.1%となり、前回調査の81.3%から2.8ポイント増えています。
順位 | % | |
1位 | 地域になじみや愛着があるので |
55.5 |
2位 | 緑や自然環境に恵まれているので | 32.1 |
3位 | 買い物や医療など日常生活が便利なので | 29.8 |
4位 | 住宅に満足しているので | 18.2 |
5位 | 隣近所のつきあいが良いので | 11.3 |
順位 | % | |
1位 | 雪の多さ・冬の寒さが厳しいので |
36.0 |
2位 | 地域になじみや愛着がないので | 24.0 |
3位 | 出身地(富山市以外)に愛着があるので | 23.0 |
4位 | 買い物や医療など日常生活が不便なので | 22.0 |
5位 | 老後の生活が不安なので | 18.0 |
(複数回答)
順位(前回) | %(前回) | |
1位(1) | 快適な生活環境づくり |
37.5(35.9) |
2位(7) | 雪に強いまちづくり | 32.7(23.0) |
3位(4) | 消防・救急体制の整備 | 29.9(27.2) |
4位(3) | 水と緑が映えるまちづくり | 28.0(27.5) |
5位(5) | 学校教育の充実 | 26.5(25.3) |
『満足』の割合が高い施策は、「快適な生活環境づくり」が最も高く、次いで「雪に強いまちづくり」、「消防・救急体制の整備」となっています。「雪に強いまちづくり」は、前回調査の7位から2位に順位を上げています。
※回答のうち、「満足」と「ほぼ満足」を合わせて『満足』としました。
順位(前回) | %(前回) | |
1位(1) | 交通体系の整備 |
44.7(51.4) |
2位(3) | 歩いて暮らせるまちづくりの推進 | 36.7(44.7) |
3位(6) | 職員の意識改革と組織の活性化 | 35.5(34.4) |
4位(5) | 勤労者福祉の向上 | 34.8(37.0) |
5位(4) | ものづくり・しくみづくりの強化 | 32.0(37.3) |
『不満』の割合が高い施策は、前回調査で1位の「交通体系の整備」が最も高く、次いで前回調査で3位の「歩いて暮らせるまちづくりの推進」となっています。『不満』の割合は前回調査に比べて、「交通体系の整備」は6.7ポイント、「歩いて暮らせるまちづくりの推進」は8.0ポイント減っています。
※回答のうち、「やや不満」と「不満」を合わせて『不満』としました。
順位(前回) | 最も重点的に取り組むべき施策 |
%(前回) |
1位(1) | 保健・医療・福祉の連携、充実 |
9.9(8.3) |
2位(2) | 出産・子育て環境の充実 | 8.5(8.1) |
3位(7) | 災害に強く回復力のある安全なまちづくり | 7.0(4.3) |
4位(3) | 交通体系の整備 | 5.5(7.6) |
5位(4) | 高齢者・障害者への支援 | 5.3(6.6) |
(1つだけ回答)
前回調査と同じく「保健・医療・福祉の連携、充実」、「出産・子育て環境の充実」など、福祉に関する施策が重視されていることがわかります。
前回調査で7位の「災害に強く回復力のある安全なまちづくり」が今回は3位となっており、近年、全国的に大規模な災害が増えていることから、重要な施策であるとの認識が高まっていることが伺えます。1位の「保健・医療・福祉の連携、充実」については、前回調査に比べて1.6ポイント増えており、新型コロナウイルス感染症の拡大が影響している可能性があります。
※全20項目ある調査項目のうち、主な項目を紹介しました。このほかの項目の調査結果など詳細は、市ホームページ(「市民意識調査」で検索)をご覧ください。