2008年出土人骨(2)
21年度の貝層の洗浄・分類作業で、1号・2号人骨が発見された同じ左岸側貝層土の中から、新たに頭骨片が多数発見されました(写真1)。

そのうち、眼窩上縁部や鼻根部の残る前頭骨の大形破片(写真2)は、1号・2号人骨と異なる、第3の人骨で、その他の破片はこれと接合する可能性も残されています。

今後これらは3号人骨として、国立科学博物館溝口優司人類研究部長のもとで、復元・調査を進めていただく予定です。
(古川)
(写真1) 21年度の貝層土壌洗浄・分類で発見された頭骨破片類
(写真1) 21年度の貝層土壌洗浄・分類で発見された頭骨破片類

(写真2) 3号人骨の正面観 
(写真2) 3号人骨の正面観