富山市議会初の委員会提出議案「富山市安全で安心なまちづくり推進条例」を平成23年3月定例会で可決し、制定しました
市民生活の安全・防犯を所管する厚生委員会では、本市の犯罪発生状況において、鍵のかけ忘れなどの無施錠による被害が全国平均よりも高い割合で発生していることや、万引きの発生形態が多様化していることなどから、身近なところで発生する犯罪を未然に防ぐためには、「自分の安全は自分で守る」「地域の安全は地域で守る」という基本的な認識に立ち返り、市民一人ひとりが自らの規範意識・防犯意識を高め、かつ相互に協力し合うという理念を柱とした条例の制定が必要と考え、本市議会初の試みとなる委員会提出議案の提案に取り組みました。
この条例提案にあたり、議会閉会中も含め、委員会を開催し、条例骨子の検討や各条文の精査・見直しを重ねてまいりました。
その間には、防犯団体等の代表者等関係者からの意見聴取をはじめ、市内各防犯協会及び経済団体への訪問、さらに条例案及びその考え方を提示しての市民意見募集を実施いたしました。
そして、平成23年2月21日に開催された委員会において、本条例案の制定について委員会提出議案として3月定例会に上程することを決定し、3月定例会最終日の23日の本会議で原案のとおり可決し、制定の運びとなりました。
富山市安全で安心なまちづくり推進条例の目的について
安全で安心なまちづくりを推進するための基本理念や市民・事業者の皆さんの責務等を定めることで、市や市民・事業者の皆さん等が一体となって防犯活動や犯罪の防止に配慮した環境整備に取組み、市民の皆さんが安全で安心して暮らせる地域社会の実現に寄与することを目的としています。
条例全文及び主な内容について
富山市安全で安心なまちづくり推進条例 (124kbyte)
(主な内容)
- 自転車や家屋、事業所等の無施錠による被害を防止するための施錠の徹底等
- 万引きを許さない社会機運の醸成のための啓発や、万引きをさせない環境づくり
- 市施設等への防犯カメラなどの防犯設備の設置の努力及び設置の際の個人の権利利益の不当侵害への配慮
- 安全で安心なまちづくりに対する関心や理解を深めるための推進月間の設定や、市の責務として規定した行動計画の策定等において調査審議する「富山市安全で安心なまちづくり推進協議会」の設置など
 | PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。 「Get ADOBE READER」ボタンをクリックしてください。
|
厚生委員会における条例提案・制定までの経緯
| 委員会開催日等 | 調査・協議事項等 |
| 平成22年9月21日 | 厚生委員会として条例を制定する方針を決定 |
9月29日 ~30日 | 先進都市視察(長崎市、下関市) |
| 10月26日 | 市民生活部との意見交換、他都市条例の研究 |
| 11月2日 | 骨子(案)の検討 参考人招致について決定 |
| 11月24日 | 参考人からの意見聴取、骨子(案)の検討 |
| 12月10日 | 骨子(案)の検討 |
| 12月17日 | 骨子の決定 市民意見募集の実施決定 |
| 12月21日 | 正副委員長による市内経済団体・防犯団体への訪問 |
| 平成23年1月17日 | 市民意見募集に提示する条例(案)及び説明資料の検討・決定 |
1月28日 ~2月10日 | 市民意見募集の実施 |
| 2月21日 | 市民意見募集の結果報告 条例(案)の検討・決定 委員会提出議案として平成23年3月定例会に提出することを議決 |
| 2月24日 | 正副委員長から議長へ委員会調査報告書を提出 |
| 3月23日 | 平成23年3月定例会最終日で委員会提出議案として条例(案)を可決 |
|
|