食中毒かな?と思ったら
食中毒になると、どうなるの?
多くの場合、腹痛や下痢で頻繁にトイレに駆け込んだり、繰り返し吐くというような消化器症状が現れ、さらに発熱することもあります。
これらの症状は、最初は軽くても急激に悪化する場合があります。
食中毒のような症状が出た時には
自己判断で市販の下痢止めなどの薬は服用せず、早めに医療機関で受診しましょう。診察した医師が食中毒と判断した場合は、保健所に届出されます。
なお、次のような症状が出た場合は、少しでも早く受診してください。
- 血便(血液が混じった便)が出る
- 下痢や嘔吐を繰り返す
子ども(特に、乳幼児)や高齢者、身体の抵抗力の弱い方は症状が重くなる可能性があるので注意が必要です。
そのほか、下痢や嘔吐を繰り返す場合は、脱水症状を避けるため水分を十分補給してください。
ほかの人にうつさない、ほかの人からうつされないために行うこと
食中毒の原因となる物質によっては、家族などにうつしてしまう(あるいは、うつされる)ことがあります。これを予防するために、次のことを実行しましょう。
- 調理する前、食事の前、トイレに行った後、下痢便や嘔吐したものをさわった後などには石けんでていねいに手を洗う(食中毒で下痢や嘔吐の症状がある人は、可能であれば調理は控える)
- 汚物は手で直接さわらない(手袋を使って処理する)
- 下痢便や嘔吐したもので汚れた下着や衣類は、家族のものと区別して洗濯する(煮沸消毒すると効果的!)
- 食中毒で下痢の症状がある人は家族の後に風呂に入る(湯船のお湯は毎日入れ替える)
知っておきたいこと
食中毒の原因物質によっては、原因となる食事を食べてから2~7日経過してから症状が現れます。(必ずしも直前の食事が原因というわけではありません。)
保健所では、患者さんに対して、症状の詳細や症状が現れる以前の食事の状況、一緒に食事をした人の状況などについて聞き取り調査を行います。
調査の結果、原因がはっきりしない場合や感染症と判明する場合もあります。
お問い合わせ
福祉保健部 富山市保健所 生活衛生課監視係
電話番号 076-428-1154
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保健所生活衛生課
〒939-8588 富山市蜷川459番地1
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