猫の屋内飼養のすすめ

猫を屋内で飼養すると、猫の健康と安全を守れるばかりでなく、猫と共に過ごす時間や触れ合う機会が増えます。また、猫をめぐるトラブルの多くは、飼い猫が屋外に出て近隣に迷惑を及ぼすことであることから、、猫を屋内だけで飼養することで問題は発生しないことになり、良好な近隣関係を保つことができます。

猫を屋内で飼うメリット

• 交通事故や感染症を防ぐことができる
  猫白血病（FeLV）や猫エイズ（FIV）など、猫にとって恐ろしい病気は、猫同士の接触（例えば喧嘩）で感染します。
• 自由交配による望まない妊娠（不妊・去勢をしていない場合）を防止できる
• いじめられたり、誘拐されたりする危険性がない
• 近隣に迷惑をかけることがなくなる
  富山市に寄せられる猫の苦情で最も多いのが、糞害に関する苦情です。

屋内飼養の留意点

• 不妊・去勢手術をする
• 常に清潔なトイレを用意する
  猫のトイレの数は猫の頭数＋1個が目安です。
• 猫が過ごしやすい環境をつくる
  猫は上下運動を好みますので、キャットタワーを設置するなど、高い場所を作ってあげましょう。
  また、ほとんどの観葉植物は猫の食中毒の原因となりますので、猫の過ごす場所に観葉植物は置かないようにしましょう。

猫を屋内で飼うと、ストレスがたまるのでは？

猫は餌が十分得られれば、特に広い生活空間は必要としません。
農村地帯や交通量の少ない郊外や庭付き住宅地などを除いて、猫の特性をよく理解しながら猫に配慮した環境を整え、不妊去勢手術を実施して飼えば屋内飼養は十分可能です。

お問い合わせ

福祉保健部 富山市保健所 生活衛生課監視係
電話番号 076-428-1154