自立支援医療費助成制度(育成医療費)
育成医療は、身体に障害のある児童又はそのまま放置すると将来障害を残すと認められる疾患がある児童で、その障害を除去・軽減する手術等の治療によって確実に効果が期待できるものに対して、その障害の除去・軽減に必要な医療に係る自立支援医療費の支給を行うものです。
育成医療に該当する医療費(保険適用分のみ)の一割が自己負担となります。ただし、「世帯」の所得状況に応じて月額自己負担上限が設定されます。また、一定所得以上(市民税額の所得割額が23万5千円以上)に該当する場合は、育成医療給付の対象外となります。
1. 対象者
次の1から4の全てに該当するお子さんが対象となります。
- 富山市内に住所を有していること
- 18歳未満であること
- 現在身体に障害があるか、または現存する疾患があってそのまま放置すると将来一定の障害を残すと認められること
- 手術などの外科的な治療等によって確実な治療効果が期待できること
2. 対象となる障害と標準的な治療例
(1)視覚障害
- 白内障、先天性緑内障
斜視は、手術等
(2)聴覚障害
- 先天性耳奇形は、形成術
高度難聴は、人工内耳埋込術
(3)言語障害
- 口蓋裂等は、形成術
唇顎口蓋裂に起因した音声・言語機能障害を伴う者であって、鼻咽腔閉鎖機能不全に対する手術以外に歯科矯正が必要な者は、歯科矯正
(4)肢体不自由
- 先天性股関節脱臼、脊椎側彎症、くる病(骨軟化症)等に対する関節形成術、関節置換術、及び義肢装着のための切断端形成術など
(5)内部障害
- 心臓
先天性疾患は、弁口心室心房中隔に対する手術
後天性心疾患は、ペースメーカー埋込み手術
- 腎臓
腎機能障害は、人工透析療法、腎移植術(抗免疫療法含む) - 小腸
小腸機能障害は、中心静脈栄養法 - 肝臓
肝臓機能障害は、肝移植術(抗免疫療法含む) - 免疫
HIVによる免疫機能障害は、抗HIV療法、免疫調節療法、その他HIV感染症に対する治療 - その他の先天性内臓障害
先天性食道閉鎖症、先天性腸閉鎖症、鎖肛、巨大結腸症、尿道下裂、停留精巣(睾丸)等は、尿道形成、人工肛門の造設などの外科手術
※ 受診できる医療機関は指定されています。
3. 申請方法
必要書類を、保健所保健予防課または市内各保健福祉センターへすみやかに提出してください。事前申請を原則とします。
申請に必要なもの
- 自立支援医療費用(育成医療)の申請について
自立支援医療費(育成医療)支給認定申請書(申請者が記入)
自立支援医療(育成医療)意見書(主治医が記入) - 変更(受診者・保護者・被保険者証、障がい者手帳などの変更)
自立支援医療受給者等記載事項変更届
手数料
無料
様式サイズ
A4縦
郵便による申請
可能
ファクスによる申請
不可
4.申請書等
自立支援医療費(育成医療)の申請について
自立支援医療費(育成医療)支給認定申請書(新規・再認定・変更)
自立支援医療(育成医療)意見書
自立支援医療受給者証等記載事項変更届(育成医療)
その他不明な点は、お問い合わせください。
5. 関連サイト
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このページに関するお問い合わせ
保健所保健予防課
〒939-8588 富山市蜷川459番地1
電話番号:076-428-1152
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。