Hib(ヒブ)感染症
どんな病気?
Hib(ヒブ)感染症(特にインフルエンザb型)は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症を起こす乳幼児の重篤な病原細菌です。
ワクチンについて
インフルエンザ菌は7種類に分類されますが、重症例は主にb型のため、ワクチンとしてこのb型が使われています。このワクチンは世界的に広く使われています。
DPT-IPVワクチン(四種混合ワクチン)や小児の肺炎球菌ワクチンとの同時接種を行うことについては、それぞれ単独接種が可能ですが、その必要性を医師が判断し、保護者の同意を得て接種します。
接種の年齢・間隔・回数について
接種年齢
生後2か月以上5歳未満
※標準的な接種年齢:初回接種の開始が生後2か月以上7か月未満
間隔・回数
(1)初回接種の開始が生後2か月以上7か月未満の場合(計4回)
- 初回はそれぞれ27日(医師が必要と認めるときは20日)以上あけて3回
- ※ 2回目および3回目は、1歳未満までに終了させる
- ※ 2回目および3回目が1歳を超えた場合は行わない(追加接種は可能)
- 追加は初回終了後7か月以上あけて1回
- ※ 初回の2回目あるいは3回目が1歳未満までに終了せず、1歳以降に追加接種を行う場合は、初回の1回目あるいは2回目の終了後、27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上あけて行う
(2)初回接種の開始が生後7か月以上1歳未満の場合(合計3回)
- 初回は27日(医師が必要と認めるときは20日)以上あけて2回
- ※ 2回目は1歳未満までに終了させる
- ※ 2回目が1歳を超えた場合は行わない(追加接種は可能)
- 追加は初回終了後7か月以上あけて1回
- ※ 初回の2回目が1歳未満までに終了せず、1歳以降に追加接種を行う場合は、初回の1回目の終了後27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上あけて行う。
(3)初回接種の開始が1歳以上5歳未満の場合(合計1回)
1回のみ
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保健所保健予防課
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