【この展覧会は終了しました】
当館は、実業家であり茶人であった佐藤助九郎(助庵、1896~1979)が
中心となり設立した(財)佐藤美術館がはじまりです。助九郎は、砺波市
に生まれ、家業の土木・建設業を継ぎ、戦後も地方政財界の要として活躍
しました。その一方では、美術を愛した人でもあり、広い分野の美術品を
蒐集するとともに、「助庵」と号して茶の湯を楽しみました。そうして蒐
集された作品は、絵画・墨蹟・陶磁器・茶の湯の道具など多岐にわたり、
現在当館の収蔵品の中心となっています。
また助庵は、作品を蒐集するだけではあきたらず、富山市郊外に窯場
「呉山窯」を築き、自身で花入や水指、茶碗などをつくり茶陶を追求して
います。
本展では、佐藤助庵の蒐集した作品から日本近世絵画をはじめ中国の陶
磁器、ペルシアの陶器や茶の湯の道具、また助庵が自ら楽しんだ書画作陶
もあわせて紹介します。
◇ 会 期 平成29年12月9日(土)~平成30年2月18日(日)
◇ 休 館 日 12月28日(木)~1月4日(木)・2月6日(火)
◇ 開館時間 午前9時~午後5時(入館受付午後4時30分まで)
◇ 場 所 富山市佐藤記念美術館
→交通アクセスはこちら ◇ 観 覧 料 一般 210円 高校生以下無料