【この展覧会は終了しました】
東洋美術の伝統的主題である花鳥・山水は、中国を起源として東アジアで
広く愛され、絵画をはじめ工芸品を装飾する代表的な図柄として用いられて
きました。花鳥は、四季折々の木々や花とともに、小鳥や水鳥、昆虫や小動
物などが表現されるもので、華やかさや季節のうつりかわりを感じさせます。
そしてそこに配されたモチーフには、富貴・子孫繁栄といった願いのほか、
自由な境地や高潔性といった精神的な理想などの様々な寓意が込められ、そ
の図柄は、広く親しまれています。また山水は、自己が抱いた理想の世界を
山や水に託して表現されたもので、世俗をはなれた理想世界への憧憬ともい
えます。このように、花鳥山水は、広く受け入れられ、その影響はわが国に
も及んでいます。この展覧会では、江戸時代から近代までの絵画をはじめ、
陶磁器・漆工品・金工品などを展示します。
◇ 会 期 平成27年7月11日(土)〜9月27日(日)
◇ 休 館 日 7月22日(水)
◇ 開館時間 9時〜17時(入館受付16時30分まで)
◇ 場 所 富山市佐藤記念美術館
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◇ 観 覧 料 一般 210円 小中学生 100円
【この企画は終了しました】