ミニコーナー展示 「佐々成政の貌(かお)」 佐々成政は、戦国時代の富山城主で、同時代を生きた人たちから「武者の覚え」(武士の鑑)と称えられた武将です。江戸時代後期に入ると、かつて戦国の世で活躍した武将の姿を描いた絵本や浮世絵版画などが盛んに出されるようになりました。現代にも似た一種の戦国時代ブームといえるでしょう。それらの画題には、織田信長や豊臣秀吉らとともに、成政を取り上げたものも決して少なくありません。 そこで本展示では、成政の姿が描かれた絵本や浮世絵版画などを紹介し、江戸時代の人々がイメージした「佐々成政の貌」に迫ります。 皆さんの思い浮かべる成政イメージに近い貌はあるでしょうか? ぜひ、お気に入りの成政像を見つけて下さい。 展示期間 平成28年7月23日(土)〜9月11日(日) (9月5日は休館) |
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展示資料 初代歌川国貞画『続英雄百人一首』佐々陸奥守成政、歌川芳虎画『永禄百将伝』薩左就正 落合芳幾画「太平記英勇伝 佐々陸奥守成政」、岡田玉山画『絵本太閤記 5編巻7』 歌川貞秀画『英名百雄伝 初編』佐々内蔵介有政、 歌川国芳画「太平記英勇伝 佐田陸奥守有正」(同志社大学歴史資料館蔵、写真展示) |
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