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国会で決まった予算に基づいて、必要なお金を集めて管理し、必要な費用を支出することを国の財政といいます。

予算には、資金を何から得るかを決める歳入と、その資金の使いみちを決める歳出とがあります。

国債とは

私たちの生活を向上させるために税金が非常に大切な役割を果たしています。しかし、税金だけでは不足するので、国債を発行して収入をおぎなっています(公債金)。国債とは国の借金のことです。このような状態が続くと、借金とその利子を返すための費用(国債費)が毎年必要になり、健全な国の財政とは言えません。これは、現在及び将来への大きな負担となります。

歳出の主なうちわけ

社会保障関係費

社会保障関係費は歳出で1番多い割合を占めています。これは憲法第25条、「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」からきており、社会保障の充実が求められています。

地方交付税交付金等

地方公共団体の歳入不足で、地域によって地域住民の受けるサービスに大きな差が生じないように、国が地方公共団体に援助するものです。

文教及び科学振興費

日本の教育の普及率は世界有数と言われており、義務教育にかかる費用の多くは、税金でまかなわれています。小・中学校で使う教科書も、これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、国民の税金によって無償で支給されています。


公共事業関係費

常願寺川は世界有数の急流河川です。むかしから、たびたび大洪水をおこしてきました。1858年(安政5年)の大地震により崩れた土砂が上流地域に残っており、現在も大雨のたびに土砂を流出しています。その土砂の流出災害を食い止めるため、上流では砂防堰堤(えんてい)の建設、植林などの山腹工事を行っています。