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私たちはどんなところで税金とつながっているのだろう

私たちの生活は、いつでも、どこでも、税金と深く結びついていることがわかります。

もしも税金制度がなかったら…

上の図のような問題は、だれが、どうやって解決するのでしょう。町にはごみがあふれ、火事を消すこともできず、学校は雨もりして…。

このような問題は、個人の力ではどうすることもできません。社会全体で何とか解決しなければならないことばかりです。税金制度は、このような問題を解決して市民全体が豊かで安定した生活が送れるようにするものです。富山市では、令和5年度、1,672億5,140万円の予算をたて、市民生活を支える様々な活動を積極的に行っています。

医療費

私たちは、けがをした時や病気になった時、病院へ行きます。医療費は医療保険という制度によって、実際にかかった金額よりもずっと安い金額を支払っています。

医療保険は、加入した人が分担費を出し合い、その中から病気やけがをした人の治療代にあて、助け合うしくみです。しかし、実際には分担費だけで医療費をまかなうことはできません。そこで、国が医療費の不足分を税金で補っているのです。

また、みなさんが生まれたころに受けた乳幼児健康診断や予防接種、学校での健康診断など公費負担で無料のものがあります。さらに富山市では、0歳〜中学生までの医療費の全てを助成しています。これらの福祉関係も税金でまかなわれています。

教育費

 富山市には小学校64校1分校と中学校25校1分校があります。これらの学校では18,827人の小学生と9,819人の中学生が、毎日、勉強やスポーツに励んでいます。(2023年5月1日現在)

 市ではこれらの小中学生を中心とした教育費に、一般会計の7.8%にあたる129億7,832万円をあてています。そのうち中学生のために33億3,059万円の費用をあて、健全な中学生の成長を応援しています。

 また教育費は市の他に、国や県からも支出されています。いつも使用している教科書代、校舎や施設の一部の費用は国が負担し、学校の先生方の人件費は、国と県で全額負担しています。